先日、メニコン創業者名誉会長の田中恭一さんの訃報をYahoo!ニュースで知りました。(画像は中日新聞朝刊より) 2022年の個展の際にも書きましたが、会場はメニコンさんのギャラリーでした。 個展初日の夕方、スタッフの方から「会長(当時)が来られますので、よろしくお願いします。」と告げられた私は狼狽した。 まったく予想もしておらず、何を話したらよいのか？分からなかった、、、。 ほどなくして会長が秘書の方と2人で来場されました。 ひと通り、私の画を観終わったころにご挨拶をしました。 会長は「明るくて良いですね」とおっしゃいました。 短い時間でしたが自然とお話が出来ました。 なぜ？会長が来場されたのか？私が推測するにギャラリー使用者の展示はすべて観るようにしてたんじゃないのかなー？ 同ギャラリーの常設スペースには会長自身が制作した彫刻画などが展示されており、それは見事なもので驚かされました。 メニコンさんはギャラリーの他にコンサートホール、昨年には演劇もできる劇場を新たにオープンさせました。 そんなわけで芸術にとても理解がある方だったと思われ、その想いは引き継がれているのだと感じます。 会長が個展会場から離れる際に秘書の方が私のくだらないフリーペーパーを2部持ち帰ってくれました。 会長、あのフリーペーパー読んでくれたのかなぁ。 謹んでお悔やみ申し上げます。