映画「ベイウォーク(-at Baywalk-)」を観てきました。
昨年4月このブログでも書いた映画「なれのはて」に入りきらなかったストーリー。「なれのはて」についてのブログはこちら→https://studiohyogenknife.wixsite.com/iyoda/post/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%A6
世界三大夕日の名所、フィリピンはマニラのベイウォークがタイトルになっています。
前回「なれのはて」の登場人物四人は何とか屋根の下で眠ることが出来ていたけど、今回のタカシさんはホームレス。とうとう屋根がない人物が現れた。
もう一人の登場人物セキヤさんは新築のマンション住まい。この両極端な対比で見せる手法が面白い。
「どうなっていくのか?」登場人物のお二人には失礼ながらワクワクしてしまった。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、途中に出てくるドミニクのエピソードも劇中に良いリズムを生んでいる。
「なれのはて」の時と同じく今回も粂田監督の舞台挨拶に立ち会えた。
さらに新書「フィリピンパブ嬢の社会学」(新潮新書)の著者中島弘象さんも同席され、短いながらも映画をより楽しめる時間となった。
「なれのはて」と共にこの「ベイウォーク」もオススメしたい。
監督の次回作も楽しみだ。
映画を観た後に「フィリピンパブ嬢の社会学」も大変面白く読んだ。 この原作の映画が同タイトルで今秋にも公開予定ということで、そちらにも期待したい。
それにしても世界三大夕日の名所のあと2つが何処なのか?調べてみたら、なんと釧路、そしてバリ島らしい。
アジアにだいぶ偏っている気もするが…落陽は何処でみても割といいもんですよね。