top of page
執筆者の写真イヨダタツヤ

川瀬巴水展


先日、名古屋栄の松坂屋美術館(松坂屋名古屋店南館7階)にて開催中(7月1日(土)~7月30日(日))の「川瀬巴水~旅と郷愁の風景~」を観て来ました。


大正から昭和にかけて活躍した木版画家の展覧会。会場に入ると来館者の多さに驚きました。

私としては割と最近知った(多分2018年頃)存在なので意外に思ってしまいました。

そして今回の展示されている点数にも驚かされました。解説によると約180点だそうです。


そのどれもが素晴らしく迷わず図録を買い求めました。(画像参照)この図録の表紙になっている絵が、私が初めて川瀬巴水を知った時の絵です。

「うわっ、誰これ?めちゃくちゃカッコいいじゃん!」と思っことを覚えています。(割と最近のことですし…)


なぜこんなに凄い画家の存在を割と最近まで知らなかったのか?不思議なくらいですが、私が思うにはスティーブ・ジョブズが巴水のコレクターだという事が知れてから大きく取り上げられるようになったのではないか?と邪推します。


今展の副題「~旅と郷愁の風景~」とあるように巴水は描くためにたびたびスケッチ旅行に出掛けており「旅する木版画家」と言っていい。(私も「旅する切り絵作家」と自称しているので(笑))

そんなわけで私が描きたいモノと非常に近いなぁ、とおそれ多くも感じた次第です。私も創作のためにそろそろ何処かへ出掛けたい。

bottom of page