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執筆者の写真イヨダタツヤ

切り絵のつくりかた

更新日:2020年12月5日

ひとくちに切り絵といってもやり方はひとつではありません。


切る道具もカッターを使う人もいれば、ハサミを使う人もいます。


切り絵をやってる、と言うと「寄席演芸のあれですか?」と応える方もまれにいます。


そして紙。黒い紙が基本にあるような感じですが、それも別に決まりなどなく

好きにすればよいです。


今の時代、ネットで調べたら簡単に切り絵のやり方も調べられると思いますので、

ここでは私の基本的なやり方(色は黒のみの場合)を書いてみます。



1、まずスケッチブックなどに鉛筆で下絵を描きます。


2、下絵が出来たらそれをコンビニ等でコピーします。


3、下絵と同じサイズの黒い紙の上にコピー下絵を載せます。


4、コピー下絵と黒紙を一緒にホチキスでガチャガチャと留めていきます。

隣近所にその音を聞かれたら「何の音?怖…」と思われるんじゃないか?と

不安になるほどガチャガチャ打ち込んでいきます。

(切り落とす部分(白い部分)にホチキスを打ちます。)


5、下絵の黒い部分を残すように白い部分を切り抜いていきます。


そして白い部分を全部切り終えるとホチキスで留めた部分が無くなるので

コピー下絵と黒紙を分離させることが出来ます。


6、黒紙の方を台紙にのりで接着したら完成です。


※色を着けたい場合はその箇所を色の付いた紙で切り抜き黒紙の裏側から接着します。


使う道具はナイフ、紙、ホチキス、糊、カッターマットがあれば出来ます。


私はオルファ社のアートナイフを最初に買い、今もそれを使い続けています。

数百円で買えます。

その代わり替刃は割とこまめに交換しています。


紙は特にこだわりはありませんが、切る紙は薄ければ薄いほどベター。

あとは両面ともに色付きのものの方がいいかな。裏面が白い紙だと切り口に

白が見えてしまうので。台紙は厚くても問題なし。


以上はあくまでも私の基本のやり方で、特に決まりも無いので逸脱する時もあります。

今後も自由な発想を忘れずに何でもアリの気持ちでやっていきたいですね。

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