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執筆者の写真イヨダタツヤ

今年観た映画2024




今年の5月のブログ「レンタルDVD」の回でも映画の話に触れていますが、今回はそれも含めて今年1年間で観た映画の振り返りです。 まずは1月。岐阜県可児市で行われたトークショーを伴う上映会で「丘の上の本屋さん」を観ました。イタリア映画です。ハートウォーミングな中にもピリッとしたところがありました。 5月のDVD「ダージリン急行」までの間にこれもDVDでTHE CLASHの「RUDE BOY」 これは中学生の時にレンタルVHSで友人の家で深夜観た思い出があります。 クラッシュのカッコよさをあらためて認識しました。 そして地上波録画で「バッファロー'66」と黒澤明監督の「生きる」も観ました。 さて6月に入ると劇場で観る機会が続きました。 「関心領域」ナチスドイツの重い話ですが人間の心のありようを描いています。 そして昨年閉館した名古屋今池のシネマテークを存続させるべくクラウドファンディングで今年2月によみがえった「ナゴヤキネマ・ノイ」へ7月にようやく訪問。 その際に観たのが「コザママ ~うたって!コザのママさん!!」です。 沖縄はコザを舞台にしたバンドものストーリーです。 R&B(←ちょっと洒落た方の)というジャンルにはあまり馴染みがない私ですが、バンドメンバーから脇役までそれぞれのキャラクターが立っていて面白かったです。 ちなみに監督の舞台挨拶のある回でした。

7月。まったく予備知識無しで観た話題の映画「ルックバック」。これも劇場。自分自身も画を描くという共通項もあり、妙に心に残りました。 まだ続く7月。「ロイヤルホテル」これも劇場で。 オーストラリアの郊外(というか荒野)にあるパブにワーキング・ホリデイ・メイカーとして住み込みで働くノルウェーの女性バックパッカー2人の話。 これは私自身オーストラリアのワーキング・ホリデイ・メイカーとして安宿で働いた経験もあり、絶対観ようと。

女性差別を中心に描いています。 そして8月に入っても劇場です。 今回のブログトップに描き下ろしの切り絵画像を貼った「めくらやなぎと眠る女」 村上春樹氏原作を初のアニメ化。これは日本語版の翻訳をされた柴田元幸さんのトークイベントがある回を観ました。原作の村上氏とも親交の深い柴田さん。ポール・オースターの翻訳もしている柴田さん。私の大好きなブコウスキーの翻訳もしてる柴田さん。 そんなわけでトークイベント目当てに観に行った感が強いですが。


ここで劇場通いがピタッと止んで5月のブログで書いたレンタルDVDを観始めます。 「シド・アンド・ナンシー」 実際の話を基にしているので当然ハッピーエンドにはなりませんね。 こちらも実際の話を基にした「奇跡の2000マイル」これも私の好きなオーストラリアものです。 そして12月に入って地上波深夜の「ブラス!」これは20年以上前に一度観ています。当時の私はトランペットをやっていたため管楽器に興味があって。 劇中に「ダニー・ボーイ」を演っていたことだけは覚えていて、やっぱり演っていましたがもっと重要なシーンかと思っていたらそうでもなかったです。 迫力の演奏シーンと最後に芯のあるストーリーもなかなか良かったです。 結局DVD「ラ・ラ・ランド」と「ストレイト・ストーリー」は観れずに今年も終わりそうです、、、。 それでは皆様良い年をお迎え下さい。




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