昨年末に観た映画「PERFECT DAYS」、このブログでも今年2月にその感想を書きました。 劇中のどの楽曲もイイんですが、パティ・スミスの「redondo beach」ってどのアルバムに入っているのかな?と調べたところ、なんと「ホーセス」に収録されていてズッコケた。 私には兄がおり、私が中学生の時にこのアルバムを買って来て当時の私も聴いたのだがまったく「redondo beach」の記憶がない、、、。 このアルバムは何といってもオープニングの「gloria」のインパクトが強大で「ホーセス」イコール「gloria」というイメージのまま今日まで来てしまった。 その「gloria」もヴァン・モリソンが在籍したバンド「ゼム」がオリジナルだったこともつい最近知った、、、。(だからと言って決してパティの「gloria」が色褪せることはない)
パンク・ヴァージョンともいえる「gloria」は当時の中学生にも熱く届いたが、ほかの楽曲はパンクというにはピンと来なかった。
そんなわけでもう一度「ホーセス」をじっくり聴いてみようじゃないか、ということで買い直した。(といっても最初に買ったのは兄だが、、、)
あらためてジャケットがめちゃくちゃカッコイイですね。(画像参照)
そしてもちろん一曲目は「gloria」
何度聴いても燃えますね!絶対唄っちゃう。
そして2曲目にお目当ての「redondo beach」が入っていた。
やはりまったく記憶がない、、、。
しかし「gloria」とは対照的なビートが今聴くととても良い。
他にも最近読んだ「女パンクの逆襲 -フェミニスト音楽史-/ヴィヴィエン・ゴールドマン著 /野中モモ 訳」(Pヴァイン)の中で取り上げられていた「free money」も収録されている等、とても聴きどころのあるアルバムだった。
今になってひとつ悔やまれるのはパティの来日公演を観る機会を逃したことだよなぁ、、、。ルー・リードしかり。 でもイギーは観た! ラモーンズの話は長くなるので今回はやめとこ。