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執筆者の写真イヨダタツヤ

きっかけ その2

更新日:2020年12月5日

前回の音楽(ロック)と切り絵の接点をみた後の話です。


バンドブームはあっと言う間に過ぎ去ったにもかかわらず

私もようやく楽器を手にしてバンドを結成。

学生時代から社会人になっても続けていました。


しかし理想ばかり大きく、なかなか思うように活動が続きません…。


そこで一人でも出来ることって何かあるだろうか?と考えた時に

浮かんだのが切り絵でした。


この時、なぜ弾き語りではなく絵を描こうと思ったのか?

ギターや鍵盤が弾けなかった、ということももちろんあるのだけれど

画を描くのも嫌いじゃなかった。


物心ついた頃から何かを褒められたり、認められたことがあったとすれば

それは音楽ではなく画のほうだった。


 車載スペアタイアのように普段は気にすることも無いけど

「いざという時には使えるぞ」という少しばかりの支えになっていた気がする。



それから本屋で「はじめての切り絵」というような(実際のタイトルは不明)

いわゆるハウツー本を2冊購入。なるべく似てない2冊を。


その内の1冊にはすぐにでも始められるように原寸の下絵や色紙(いろがみ)

が付属しており、四季折々のお手本を模写出来る構成になっていた。


お手本は10~12作ほどあり徐々に難しく繊細になっていく。

「よし、これを完コピしてからオリジナルへ進もう!」


そしてオリジナルは、たった1枚の年賀状から始まった。

のんきな丑年の画。

おかげでいつ頃から切り絵を始めたのか?今回HPのプロフィールに載せるのに役立った。

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