前回の音楽(ロック)と切り絵の接点をみた後の話です。
バンドブームはあっと言う間に過ぎ去ったにもかかわらず
私もようやく楽器を手にしてバンドを結成。
学生時代から社会人になっても続けていました。
しかし理想ばかり大きく、なかなか思うように活動が続きません…。
そこで一人でも出来ることって何かあるだろうか?と考えた時に
浮かんだのが切り絵でした。
この時、なぜ弾き語りではなく絵を描こうと思ったのか?
ギターや鍵盤が弾けなかった、ということももちろんあるのだけれど
画を描くのも嫌いじゃなかった。
物心ついた頃から何かを褒められたり、認められたことがあったとすれば
それは音楽ではなく画のほうだった。
車載スペアタイアのように普段は気にすることも無いけど
「いざという時には使えるぞ」という少しばかりの支えになっていた気がする。
それから本屋で「はじめての切り絵」というような(実際のタイトルは不明)
いわゆるハウツー本を2冊購入。なるべく似てない2冊を。
その内の1冊にはすぐにでも始められるように原寸の下絵や色紙(いろがみ)
が付属しており、四季折々のお手本を模写出来る構成になっていた。
お手本は10~12作ほどあり徐々に難しく繊細になっていく。
「よし、これを完コピしてからオリジナルへ進もう!」
そしてオリジナルは、たった1枚の年賀状から始まった。
のんきな丑年の画。
おかげでいつ頃から切り絵を始めたのか?今回HPのプロフィールに載せるのに役立った。